2011年07月14日

女川町出島の状況

女川町出島は、ここにあります。
宮城県に町は、女川町しかありません。
静岡から出発して8時間で着きます
地図をみると牡鹿半島は、魚港が多いことがわかります














各港を巡らして頂きすべてが壊滅状態でした。
すべてが飛散な状況。

目に写るのは、
・瓦礫の山
・廃墟となった家
・ありえないところにある船や家
・グチャグチャになった車
・一回転した家

感覚が麻痺するほどの光景でした
































メディアでは、仮設住宅について不便さを報道しています
本当に不便だなと感じました。
ほとんどが山の空き地あり、買い物ができる場所までの距離は
長く、坂道も多かったです
お年寄りは、誰かを頼りにするしかありません。

車道は、地震による凸凹道。
道が沈下した場所は、砂利道。
ここまで地震による被害があることに驚きました。

出島は、全島避難となった島です。
島民は、500人ほど年配の方が多く
島の人は、漁業で補っています
復興に関しては、本土が優先されているのかもしれませんが
数多く建物があり、瓦礫もそのままの状態です
あと、島の地盤が沈下したことで、瓦礫を撤去する為の重機を
運べないのも理由だそうです。
















島の人聞いた話
過去にも津波はあったが、ここまで酷いとは思っていなかった
マグロ漁船の方で、静岡の焼津、清水にもよく行っていたそうです
その船を無くし震災後、すぐに船を購入したそうです。
少しでも早く復興したい
船があればやり直せると、僕に涙を浮かばせながら、
島の状況を広めてほしいと語ってくれました。
地震後、20分で第一波の津波きたそうです。
津波の際に家の中の柱に捕まったまま流され、第二波の津波の合間で
逃げた人もいるそうです
命だけでも助かったこと喜びを感じ、助かったことに対して
心から感謝している気持ちが伝わりました。

   hisashi ichikawa  


Posted by 静岡地域防災会議 at 11:22Comments(0)ボランティア