2011年05月23日

久能地区DIG体験

予定通り「自分たちが守る地域防災会議」主催の
講演会+DIG体験会を開催させていただきました。

雨が降ってきてしまう天候の中、久能地区の住民の方々
また地区は違いますが中には羽鳥地区の方からの参加もあり
足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。

それと、駿河区役所などの市の関係の方々も
DIGの指導を行っていただき、本当にありがとうございました。

まず被災地の現地報告や、宮沢けいすけ市議会議員の今後のエネルギー政策や対策
その後塩坂氏の講演になりました。

さすが塩坂氏の講演には皆さま、自分たちの地区の危険な箇所の説明などもあり
非常に熱心に知識を深めておられましたね。

自分たちの地区の特徴を良く理解したうえで
休憩をはさみ、DIG体験となりました。

7~8名で1グループとなり、自分たちの住んでいる地区を中心に
実際に津波警報発令と想定して、地図上で様々な場所を確認して
逃げる経路、危険な個所、想定される問題を言い合いながら
書き込み、改めて自分たちの住んでいる地区の特徴とそれに伴う対策を
洗い出すことができました。

最後はグループごとの発表があるのですがそこでは

・前回の地震では国道150号が通行止めになり、旧街道に車が押し寄せた
 実際静岡で起きた場合緊急車両を優先に考えたときに、車の侵入をあらかじめ封じる
 必要があるのではないか。
・久能地区には安全と呼べる鉄骨の大きい建物が少ない。避難場所も少ない。
・山のほうに逃げるにも草が覆い茂ってしまって安全な場所まで避難できそうにない。
・防災倉庫が災害が起きた時に想定される危険な場所に建っている。
・足が悪い人や、独り身の人が多く、逃げるにも大変だ。

など。これは一部ですが本当に多くの気づきがありました。

また他の地区でも行うと思いますので
このブログにて報告させていただきます。

DIGを行った写真も掲載したかったのですが、
盛り上がりすぎて写真がありません。
また写真の提供もお待ちしております。(笑)  


Posted by 静岡地域防災会議 at 11:07Comments(0)DIG